Living in Peace Microfinance Project

すべての人にチャンスを

コラム

新年のご挨拶


新年明けましておめでとうございます。今年もどうぞ宜しくお願い致します。

早いもので、Living in Peaceは今年の10月で創立10周年を迎えます。これまで私たちにご指導とご支援をくださり誠に有難うございました。

私たちが創立1年後に開催したマイクロファイナンス・フォーラムにてマイクロファイナンス投資を提唱した2008年と今とでは、日本の状況もだいぶ変化しました。近年においてはマイクロファイナンスに直接・間接に投資をするファンドが他にも現れましたし、昨年9月にはJICA、JBIC、住友生命らが欧米の大手マイクロファイナンス投資ファンドに合計100億円以上の投資をすることが発表されました。これは、マイクロファイナンスへの投資がメインストリームの投資家からも認知されるようになったことを意味しており、大変に感慨深いニュースでした。

一方で、このマイクロファイナンス投資への機関投資家の参入に伴い、試行錯誤をしたのがLIPの2016年でした。そもそもNPOとは社会課題の解決における調査・研究・実験機関であり、自分たちが社会課題解決における複製可能な先行事例を作った後には、それをもっと大きな規模でやってくれる組織に譲るべきであると私たちは考えています。その観点に立つと、単にマイクロファイナンス投資ファンドを企画するだけでは、私たちはもはやNPOとしての社会的使命を果たせないような状態になったといえます。

次に開拓するべき新しい事業を見つけるのは簡単なことではないのですが、皆で議論を続けた結果、いくつかの新しい事業の方向性を見出すことができました。今年は一年をかけてその仮説検証に動いていきたいと考えています。

2017年も良いニュースをお知らせできるように努力して参りますので、引き続きどうぞ宜しくお願い致します。

慎泰俊

photo by Taejun Shin