−一ノ瀬さん、本日はよろしくお願いします。まず本業のお仕事について教えていただけますか。

証券会社に勤務しています。法律が制定されたり変更された際に、社内業務を設計することが主な仕事です。例えばNISAなど新しい税制が導入されると、それに合わせて自社の業務をデザインする必要があります。ITシステムなどの変更も含めて広範に担当しています。

−LIPで担当されているのはファンド企画とのことですが、具体的にはどの様ななことをされているのでしょうか? 

ファンド企画グループは、投資先である海外のマイクロファイナンス機関を選定し、新しいファンドをつくることが主な仕事です。私がLIPに入会して初めて担当したのが、ベトナムへ投資するファンドの立ち上げなのですが、調査の一環で現地に赴き、実際の業務を見たり、経営者に質問したりしましたね。マイクロファイナンス機関調査のエキスパートにも同行してもらい、チェックポイントを実地で教えてもらったことはすごくよい経験となりました。やはり実際に現地へ行ってみないとわからないことがあるんですよね。本社だけではなく、地方支店の業務もすごくしっかりしていて驚いたのを覚えています。また経営者の方も人格的に素晴らしく、このマイクロファイナンス機関でファンドをつくりたいと強く思いました。自分の目で現場を見ることって本当に大切なことだと感じています。現地へ頻繁に行ける訳ではありませんが、以前会ったマイクロファイナンス機関のスタッフや資金の受け手の顔を思い出して今でも活動に取り組んでいます。

−入会から一貫してファンド企画を担当されてきたそうですね。今後LIPで取り組みたい活動はありますか?

貧困削減の規模をスケールアップしていきたいと考えているので、外部の団体や事業会社とも積極的に協業していきたいです。LIPメンバー全員がプロボノのため活動に割ける時間が平日夜や週末のみになってしまいます。今まではメンバーのみでストイックに活動してきましたが、協業することでこれまで実現することができない規模の活動にもチャレンジできるのではないかと思います。例えば金融機関との協業で新たな形態で海外へ資金提供する方法を考えたり、広告代理店と一緒にマイクロファイナンスの知名度をあげる活動ができれば面白いなと思っています。

−本業もLIPの活動もとてもお忙しいかと思います。たまの休日はどのように過ごしているのですか?

旅行が大好きなんです。行った先の都道府県を登録できるスマホアプリを使っているのですが、あと4つで全都道府県制覇ということに気づきました。近いうちに制覇したいなと思っています。